カセットテープウォークマン修理22 フライホイール磨き!実は私は旋盤の職人! SONY WM-2スピード調整4

カセットテープウォークマン修理22 フライホイール磨き!実は私は旋盤の職人! SONY WM-2スピード調整4

SONY WM-2のスピード調整の前にカセットテープウォークマンWm-2の復活に大事な事柄があります。
それはベルト交換時のフライホイールの掃除です。
ベルトが通る道の掃除です。

手っ取り早く、旋盤で磨きたいのはわかるけど
私は3年以上は自動旋盤を7台担当して時計部品を不良ゼロで納品していました。

いわばカセットテープウォークマンWM-2のプロでもあるけど
その前職業は
旋盤の油まみれの職人でもあった。
旋盤のプロです。

最近オークションで部品を綺麗に磨いたぜって綺麗な写真でバババ~ンと
数人見かけます!

あああやっちまっているよって思います。
時計のプッシュボタンを旋盤で加工していました。
材質はSUSという一番硬いステンレスの棒でした。
チャックにがっちり挟み込みます。
旋盤の加工の熱と半端ないです。
磨きだけにしても手で持てないくら熱くなります。
材料が高温になっていて変形します。

必ず切削油を切削部に当てていましたが煙がすごかった。

何が言いたいのか?
それは
WM-2の回転部を旋盤のようなものでもで磨きにかければ
チャッキングをしっかり固定していないと傷つきます。

傷イコール音ゆれになってしまいます。
なのでがっちり固定します。

旋盤をしっているかたなら常識です。

フライホイールのチャックをどこにするのか?
たぶんというか
キャプスタン軸ですよね。

いくら一番硬いステンレスのSUSでも
旋盤の熱の上がり具合では
油も煙になるくらいです。
油を当てながらでもチャック跡はつきます。
それは何を意味するのか?

それは旋盤のプロであれば最初からあたりがつきます。

カセットテープウォークマンWM-2のフライホイールの磨きに油で冷やしながらやったとしても
キャプスタン軸が傷つきます。

私も理論だけでは納得できないひとなので
自分でチャッキングをしてWM-2のフライホイールを磨いて鏡面仕上げにしました。
新品より光っていました。
油もつけないでチャッキングしたところはどうなったか知りたくないですか?

磨き前にフライホイールのキャプスタンとキャプスタン軸のスリーブの回転具合はスムーズでしたが
鏡面仕上げ後の当たりが変わったというか
キャプスタン軸がチャッキングで変形したようで冷えているのに膨張したようで
キャプスタン軸に入りませんでした。

何を意味するのかわかりますよね!
ワウフラッターの対策と思っていたものが
見た目は凄く美しいけど

カセットテープウォークマンWM-2のワウフラッターに対しては
音ゆれね
最悪ですした。
なのでキャプスタン軸と軸のスリーブの当たり具合は最悪状態でした。
スピードは遅くなりました。

売るためのパフォーマンスであることです。

ベルト部が当たるところだけの磨きにはいいと思います!
機械を使わないで
手で磨いて汚れを落としましょうね。
そのほうがワウフラッター(音ゆれ)に関しては良いと思います。

でも売るためにはパフォーマンスを見せたほうが
お客様は喜ぶようです。

もちろん綺麗な方を選びますから
ワウフラッターの仕事をしていたものにとって
パホーマンスに騙されないでって祈っていると
それを購入して行く!

たぶん購入した人は
数日後スピード調整が狂ってくると思います。

この際だから見ていて電気部品まで分解して
接点圧力を強くしようとしているのはわかります。
ヘッドホンジャック、ボリューム、スイッチ関係の電気部品
素人かプロが腕に自信があるから分解して組み立てる
ほとんどが修理しているにもかかわらず
直っていません!

接点復活剤ですぐに直るところ
取り返しがつかないくらいで使え物にならないものが大半です。
中には凄く接点が強くなっていて新品以上のものも存在します。

カセットテープウォークマンのスピード調整の半固定抵抗を調整した人がいて不安定になっていました。
スピードが取れないと思っていたら
違う場所もあって不良はスピード不安定なのですが
3つも4つも重なっているものもありました。

見当がつきませんよね。

ではながくなりましたので
また

DSC_0136

スポンサードリンク

コメント

▲トップへ戻る

ブックマーク