SONY WM-2 カセット ウォークマン 修理 13

sony wm-2の駆動ギアのつくりは特別おもしろい技術です。

FWDトルクのテンションはこの駆動ギアとリールのコイルバネで安定したトルクを得ています。

この方式はsony wm-2からです。

その後のモデルのwm-r2,wm-dd,wm-dd2,wm-dc2などで採用しています。

私はこのつくりは大好きです。

初代ウォークマンのようにフエルトとバネのテンションでスリップさせるものもありました。

昔のカセットレコーダーからの設計です。

wm-d6c、TC-D5M系です。

圧縮コイルバネとフエルトのスリップでFWDトルクを持たせていました。

 

スリップでテンションを持たせていてフエルトがつぶれていてなのか?

素人がテープの巻取りが出来ないからなのか?

この場所に注油してしまってトルクが出ないような気もしますが・・・・・

ヤフオクに出品されていているものはFWDトルクがなくなっているものばっかりです。

解体して脂分を脱脂すれば元に戻ると思いますが

メカデッキをほとんど全バラにしないと直らないでしょう!

昔だったら新品のユニットごと交換できたがもう新品は無いですし・・・・

 

ヤフオクの素人修理でCRCオイルをどこでもかければ直ると思っているが多いのではないでしょうか?

致命傷ですので構造をよく観察すれば素人でも理解できるのでよろしくお願い致しますよ!

 

そして

sony wm-2のFWDトルクはどうなのよ?

こっちはその逆で錆と汚れとグリスで張り付いています。

素人は駆動ギアまでは解体するとは思いません。

 

全部バラせて組直しが出来る人しか

修理できません!

技術を持った知識がある人だけが

sony wm-2は修理修復が可能です。

 

そして

音ゆれがsony wm-2は独特な設計なので

ワウフラッターを直せる高度な能力が必要です。

 

この技術を私がお教えますって言ったら

皆様は知りたいですか?

 

sony wm-2のジャンク品をヤフオクで購入して

自分で直そうとしても

動かすのに一苦労!

音を鳴らすにも一苦労!

音ゆれを直すにはもっと苦労します。

 

sony wm-2のFWDトルクのクラッチ?

テンショントルクは駆動ギアで行っています。

それがなんとなんと

鉄の板と磁石の引っ張りで磁力で安定したトルクを得ています。

中にワッシャーが一枚入っていて磁力のトルクを出す隙間があります。

 

その発想が斬新過ぎます。

 

sonyの究極のシンプルな設計です。

私は現代でもこの設計が好きで修理修復をしています。

 

だって

私が修理修復をしないで誰が修理修復を行うんだって思っちゃいました。

 

この先、sony wm-2を自分で修理してずっと聴きたい人は大勢いるのではないですか?

私が伝授をいたします。

続く

 

 

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SONY WM-2 カセット ウォークマン 修理 13

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